とにかく眠い
こんばんは。LAは夕方6時過ぎ。
今日はものすごく変な天気で、朝からずっと雨がしとしと。さっき出先から帰ってくる途中のフリーウェイで、雲の隙間からとてもつよい太陽が、沈む前に力を振り絞って輝いていた。光が降雨に反射して、キラキラキラキラキラ。まぶしすぎて目を瞑りたかったが、瞑ってしまうと交通事故になりかねない。必死に目を細めながら開け続けた。あー、危なかった。
LAは南カリフォルニアに位置するが、昨晩から北カリフォルニアではサイクロンが起きて、大雨で、通行が封鎖された道路もあるらしく(さっきツイッターで写真をみたよ)、この雨はその影響なのだろうか、と考えている。北カリフォルニアにお住まいの方は、土砂災害も起きているとのことで、どうかお気をつけください。それにしても人間、天気には勝てない。人間がこの地球を支配することはできないのだなと改めて思うなど。
日曜日は締切とかち合うことが多く、昨日も例に漏れず原稿の締め切り日だった。けれどもどうしてだろう、眠すぎて21時にはもう限界で、床の上で横になったとたん、意識を失った。こんこんと眠ること45分。はたと起きて、やばい、原稿の締め切りもうすぐだ、全然できていないじゃんとむっくりと起き上がり、日焼け止めを落としつつ洗顔で目を覚まし、化粧水をつけて、化粧水シートを顔にべっとりと貼ったまま、仕事部屋へ行く。集中して仕事した。と、こんなことを書きながら今日締め切りのコラムの存在に気づく。手帳で管理しているが、抜けていた。今から取り組んでなんとか間に合うだろう。
書くことに携わってから5年目になるが、書くことは筋トレみたいなもので、そういう力がついていることは自覚するが、それとは別に「知覚するアンテナみたいなもの」を研ぎ澄ませていることのほうがずっとずっと難しく、それの維持向上には特効薬はないので、日々模索している。アンテナを高く保つためには①人との交流、②時勢への敏感度、③読書が有効だと現時点で感じているが、現在の私に足りていないのは圧倒的に読書である。
読書というのは不思議なもので、その本が良書であるかどうかにかかわらず、まずその本と出会うべき自分というのが必要になる。つまり「出会いたい」と思って読む方が吸収が高くなるというわけ。「出会いたい」と思う本にちょうど出会えることは奇跡に近いので、何かがかけ違うと、そういうタイミングにはならない。ちなみに今読んでいるのは、「掃除婦のための手引き書」(ルシア・ベルリン著)いつの頃からか、日本の作家よりも外国の作家の書くものの方が自分に刺さるようになった。私が変わったんだと思う。
いい本と感じているかというと、実はそうでもない。だから人にお薦めはしない。でも、何か心に引っかかる視座が書いてある。私はそれを吸収したくて読んでいる。
心に残るといえば、最近そういう言葉を吐かれた。
「目はいい。だが、空間が書けてない」
これだけ読めば、「だから何?」ということだろうが、自分の中では腑に落ちる言葉との出会いだった。執筆する時に心がけようと思った。
ところで今日は、目下話題の眞子さまと小室さんの入籍と結婚会見の日ですね。この出来事はいつかドラマだったり映画だったりになるでしょうね。私が映画監督ならぜったい撮りたいもの。そのへんの小説よりずっとロマンチックだし、考えさせられる事件だから。前例がないことに飛び込んでいく人々は時としてまぶしく、時として痛く、それでいて心に残る。
彼らが今後どんな人生を送っていくのかわからないけれども、皇室がはたして誰のものなのか、というのは国民が考えるきっかけになってしまったので、もし皇室がいつか終焉を迎えるならそれは今回の一連の出来事がきっかけになると思う。個人は公人を超えて生きられるのか、興味深い問題ですね。私は一国民なので、何も言わず、ただただ見守り、観察を続けようと思います。ふたりに祝福がありますように。
誰しもに納得されて祝福される結婚というのもまたないのかもしれない、というか幻想なのかもしれませんよ。あなたの結婚はどうでしたか。
それでは今日はこの辺りで。また明日もここに来て日記を綴ろうと思います。土日はお休みしますが、平日は(祝日なら書かないかもだけど)書いていこうと思っています。とりあえず3日目が終わりました。お付き合いくださり、ありがとうございました。
購読者数は少しずつ増えています。購読者になってくださった方、どうもありがとうございます。この感謝をどう表していいものか。なんでも「最初のとき」にフォローしてくださる方というのは私にとって特別の存在の方たちですから。
あなたの今日がすばらしい1日になりますように。ああ、お腹すいた(笑)
すでに登録済みの方は こちら