2021年のハロウィン感想
こんにちは。今日は久しぶりに子供の学校がお休みで、昼まで寝ていたのでエネルギーチャージ完璧です。睡眠は大事!
さてハロウィンの本番は10月31日ですが、今年はちょうど日曜日にあたっていたこと、さらにはコロナ禍が収まりを見せ始めていることなどから、いつものように盛り上がりを見せるのだろうかとやや期待していました。
結論:二年前の三分の一という感じでしょうか。
トリックオアトリートとは、いわゆるお菓子と子供を介したご近所との年に一回のコミュニケーションなのですが、訪問OKかどうかを見極めるひとつは、庭にハロウィンのデコレーションが施してあるかどうかです。
とてもデコレーションがすばらしいよ、という場所(うちから20分くらい行ったところ)をママ友に教えてもらったのですが、うちの子供は「いつも行ってるご近所に行きたい」とのことで、結局そこに行きました。
毎年行ってるから、日常の風景を知ってる分、楽しめました。
盛況だった二年前の3分の1ではありましたが、灯りをともしてハロウィンするよ!といっている家の方は、明るく朗らかに子供たちと交流してくれました。
アメリカのお菓子というのは、アメリカ人の子供にとっては「食べるおいしいもの」という位置付けかもしれませんが、うちの子供は日本人の舌ですので、ほとんどヒットしない。好きじゃないんですね。じゃあなぜハロウィンが好きかというと、結局、仮装をしてご近所の他人さまと交流するという行為が楽しいわけです。
実はわたしもそうです。
そこにどんな人が住んでいるのか、そういうことを観察するのは興味深いです。
いってみれば、それはこの街にどんな人が住んでいるか、自分の街はどんなところなのかを知ることにつながるからです。うちの子供が「自分の街じゃないところに行くのはしたくない。あまり盛り上がってなくてもうちの町に行きたい」という発言も、まさしくこれにつながります。
ハロウィンというイベントを通じて、自分の住んでいる場所をもっと知るんだなあ。
2021年のハロウィンイベントでは、長女はこうもりに、二女はねずこ(鬼滅の刃)に仮装しましたが、10月31日のトリックオアトリートのときには、すでにその衣装に飽き飽きしていて(イベントで着まくったからですね)、長女は黒猫に、二女は魔女になりきってました。お金で買う衣装ではなくて、家にあるもので手作りしていました。ああでもない、こうでもない、と言いながら。
二女の魔女はだいたいできあがっていたのですが、とんがり帽子が我が家にはなく、どうしようと困っていたのですが(しかもどんどん日は暮れる)、私の帽子に、型紙を三角にしたものを取り付けたのですが、その型紙の色が薄黄色だったために、そこに黒い髪や紺色を貼り付けて、手作りしました。夜なんだから、少しのほころびくらいは誰も気にならないだろうと言いあいながら(笑)
実に楽しかったですねぇ。手作りって楽しかったんだなぁと思いました。街中の家々がデコレーションして、なかには庭先でバンドする、みたいなあの盛況はもう戻って来ないのかもしれないけれど、コロナ禍にあっても楽しもう、人々と交流しようとする姿勢に胸打たれるものがありました。
玄関のところにお菓子の箱が置いてあって、どうぞ持って行ってね、というスタイルのものもありましたが、それはちょっと寂しかったです。そこには交流が生まれないから。お菓子がもらいたいわけじゃないから。
2021年のハロウィンはこうして過ぎていきました。
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